こんにちはまめさるです
よく晴れた日曜日、ぼくはいつもより遅めの
ブレイクファースト(白米と納豆)を優雅にとっていた
ふとリビングの床に無造作に置かれた紙を一枚見つける
遠目で確認するに息子(小学校1年生)のテストの答案用紙らしい
やれやれ..また片づけずに色んなものを出しっぱなしにして..
しょうがない。かわいい息子よ父が片づけてやろうじゃないかと
答案用紙を手に取った瞬間、思いもよらないものが目に飛び込んできた

「ねこがしゃけぶ」
...ねこがしゃけぶ。
ねこが..
しゃけんだのか...
「うちの子、天才じゃねーか」
おいおいスズキ(担任の名前)なに不正解にしてるんだ?
君の眼は節穴か?
きみはこの表現力を受け止めるだけの器量がないのか?
どう見てもこの絵は「叫ぶ」よりも「しゃけんで」いるじゃあないか
この猫の感情を考えたら
叫ぶなんて通り越して、とっくにしゃけんでるよ
この猫は叫びたいんじゃあない、しゃけびたいんだ!
この表現力ったらないよ 小1でこれは怪物だ
いや~息子の担任がスズキじゃなくて
宮本亜門だったらな~
絶対はまなる付けるけどな~
うちの息子もついに小学校に上がって、テストを持って帰ってくるような歳になったか
きちんと成長してくれててパパうれしいよ
どんどん息子が成長するたびに、ふと遠くに感じることもあって
嬉しさと寂しさと複雑な気持ちに...
...ん?その隣にも、もう一つ、不正解があるぞ?

いやいやいやいや、、
確かに。ねずみ、逃げてるよ
ね?
厳しい現実と社会に疲れ、いけないと分かりつつも
つい自分の甘さに負け、浴びるように強いお酒を飲んでしまい
もう何がなんだか分からなくなって、とりあえず笑っとこ
ってなったねずみ
苦しみから逃れるようにあえて力強く笑って見せるねずみ..
本当は心の中では泣いてるんだけど
そんなねずみのバックボーンをあの緊張感のあるテスト中という張り詰めた空気の中で瞬時に見抜く息子
お父さん泣けてくるよ...
あ~あ、担任が蜷川幸雄だったらなぁ
大きくなるにつれて息子が手から離れ
自分の知らないところで新しい友達や輪を作ったり
色んな勉強や遊びから多くの事を学んだりして
どんどん成長をしている
こうやってテストの答案を見るということは
息子の成長を垣間見る一つの手段
むすこの成長を噛みしめることができる大切な時間
まじでちゃんと勉強させよ
ではまた